不安と恐れ
どきどきする心臓、最悪の事態へと走る考え、頭が止まらなくて眠れない夜。不安は、いま多くの人が抱えているものであり、それを隠している人もたくさんいます。もし不安な気持ちでこれを読んでいるなら、ひと呼吸おいて、ゆっくり読み進めてください。
不安は弱さではありません
不安はもともと、あなたを守ろうとする心のはたらきです。でも時には働きすぎて、心配しなくていいものにまで危険を感じ、安全なときでさえ警戒し続けてしまいます。
それを知っても不安がすぐに消えるわけではありませんが、「不安そのものへの恐れ」は和らぎます。
いま落ち着くためにできること
- ゆっくり呼吸しましょう。4つ数えながら吸い、6つ数えながら長めに吐きます。何回かくり返してください。
- いまいる場所に意識を戻しましょう。見えるものを5つ、触れられるものを4つ、聞こえるものを3つ挙げてみます。
- 怖い考えをそのまま書き出し、「その根拠は?」「ほかの可能性は?」と問いかけてみましょう。
- 緊張を感じるときは、コーヒーやエナジードリンクなどの刺激物を控えましょう。
- 体を動かしましょう。短い散歩で、体にたまった緊張が少しほどけます。
専門家の助けが必要なのは
不安のせいで外出や仕事、睡眠ができない、あるいは息苦しさや激しい動悸を伴う突然の恐怖に襲われる——そんなときは、医師や心の専門家に相談してください。不安は、治療がもっともうまくいきやすいもののひとつです。
その恐れを抱えているのは、あなただけではありません
「悲しい」では、不安なことを名前を出さずに書くと、世界中の人が読んで、あなたの言葉で返事をくれます。同じ不安を経験して助けになるものを見つけた人や、心の支えになろうとしている人、もしかすると医師から返事が届くかもしれません。